2007年06月10日

矢作川森の健康診断

PICT0914.JPG全国的にスギ、ヒノキの人工林の管理の不足による森林のダム機能の低下、土砂崩れなどの災害が懸念されています。早急な対策が求められていますが、一体どの程度危機的な状況にあるのか、正確なデータは不足しています。
こうした状況を何とかしようと始められたのが愛知県豊田市、矢作川流域で行われる「森の健康診断」。矢作川水系森林ボランティア協議会などの主催で、市民ボランティアが人工林の健康状態を診断するというイベントで、2005年から始まり、2007年6月2日に第3回目が開催されました。
健康診断の内容は、スギやヒノキの混み具合、植物の多様性、土壌の厚さなどを調べるもので、「楽しくて少しためになる」を合言葉に、多くの市民ボランティアが楽しく自然観察をしながら調査しています。
今回の参加者数は総勢210名。会社員、市の職員、定年退職者、植物好きの夫婦、学生等、参加者も老若男女様々です。間伐などのボランティアは体力的に出来ないけれど、これなら自分にも出来そうだから参加したという方もいました。多いのはやはり地元の方ですが、有名になったこのイベントは新潟、滋賀、東京など、各地から参加者を集めています。
普段ボランティアで森林の管理作業をしている方がリーダーに、地元の自然に詳しい方がサポーターになって、8〜9人一組で調査を行います。私が担当した最初のポイントは、触れるとかぶれるツタウルシがはびこる場所。ツタウルシに触れないよう、慎重に調査します。この林の中は比較的明るく、林床には草もかなり生えていました。この地点の植物は草と低木合わせて19種類。腐食の厚さを調べてみると、約3cmと土壌も結構肥えていました。調査が終わったら健康診断の趣旨を説明した森林所有者への置手紙を残して移動します。
次のポイントは林冠の閉鎖した真っ暗森。殆ど下草も生えていないし、土が削れてヒノキの細根が露出している。掘ってみると腐食は殆どありません。林床の植物は草だけで、8種類しかありませんでした。放置しておくと危険な感じです。このように同じ地域の森林でも状態は一様ではありません。
自分の周囲の森が気になる方は、森の健康診断の本も出ていますので、こちらを参考にやってみては?簡単に出来る調査です。

posted by FairWoodSeminar at 23:59| Comment(4) | TrackBack(9) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月04日

脱割り箸レストランマップできました!

割り箸を使っていないレストランを、「脱割り箸レストラン」と勝手に命名し、地図上で検索できるようになりました。
脱割り箸レストラン

実際、割り箸ではなく、塗り箸を置く店が増えてきているように感じます。

誰でも投稿できる仕組みになってますので、ぜひ参加して、利用してください。
タグ:割り箸
posted by FairWoodSeminar at 23:27| Comment(1) | TrackBack(1) | 割り箸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月12日

ホームセンターでFSC材発見

fsc1.jpgFSCとはForest Stewardship Council(森林管理協議会)の略語。国際的な森林認証団体で、政府や企業からは独立した第三者機関です。FSCは環境や地域社会に配慮して、経済的にも持続可能な管理が行われている森林を認証しています。その森林から生産された木材や製品にはFSCのロゴマークが付けられて販売されるのです。
しかしこのFSC、ちょっとずつ知名度はあがってきましたが、なかなか街中で販売しているのは見かけません。日本では普及しないんだろうか・・・と思っていたら、ホームセンターで偶然見つけました。FSCのラジアータパイン集成材。さりげなく置いてありましたが、あまりにも自然で、危うく見落としてしまうところでした。
続きを読む
posted by FairWoodSeminar at 00:18| Comment(0) | TrackBack(0) | フェアウッドゼミ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月25日

ギター業界のその後

昨年の夏、アメリカのギター会社4社、ギブソン、フェンダー、マーティン、テイラーの方々が環境NGOの招待でアラスカを訪れました。
http://fairwoodseminar.seesaa.net/article/22357249.html

その後の動きです。
ギターを作るにはもちろん木が使われるのですが、この4社はその森林伐採のあり方を見直していこうということで合意したようです。現在は音楽木材連盟(MusicWood
Coalition)というのをつくり、シトカスプルースのFSC取得を推進しているとのことです。

音楽業界でこのような動きが出てくるというのは、なんとも素晴らしい!他の業界にも波及して行って欲しいです。
http://www.fsc.org/en/whats_new/news/news/75
http://www.soundtech.co.uk/taylor/news/musicwoodcoalition?PHPSESSID=4e5c05489e66e16cf5c785c60e
タグ:アラスカ
posted by FairWoodSeminar at 06:21| Comment(0) | TrackBack(0) | アラスカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月13日

割り箸で炭を作ってみた

昨年から割り箸問題を取上げております私たちですが、基本的には「割り箸を使わない」ことをオススメしています。
しかし、使ってしまったものはしょうがない。
でも、捨てるだけでは、もっとしょうがない。
使用済みの割り箸も立派な資源。有効活用しましょうというわけで、今回は炭にしてみようと思います。

まず、炭ですが、
・部屋の調湿・消臭
・土壌改良
・樹木回復
などの効果が期待できると言われています。
(実際、私も水道水に竹炭を入れて、ミネラルウォーターにして毎朝飲んでます。水道水独特のにおいが消えたように感じます)

IMG_3570.jpg
さて、使用済みの割り箸は、フェアゼミのみなさまに、近所の定食屋さんや焼肉屋さんから集めてきてもらいました。
やっぱり残飯臭はします。

IMG_3575.jpg
そして、竹の割り箸とそれ以外に分別し、お菓子などが入っていた缶の箱に詰めます。(右が竹。左がそれ以外の割り箸です)
木の種類によって、火の通り具合が変わるので、なるべく同じ種類のものを入れるのが好ましいそうです。

IMG_3578.jpg
缶のふたが取れないように針金で固定して、焚き火の中に投入します。
今回は割り箸の量も多くなかったので炭窯には入れず、お花炭の要領で焼きます。
缶にあけた一つの穴から、煙が出なくなるまで焼き続けると…

IMG_3580.jpg
炭のできあがりです!

IMG_3582.jpg
イカスミのパスタみたいな、割り箸炭ができました(笑)
ところどころ茶色いのは燃え残りだそうです。
あと5分長く火に入れていれば、もっと真っ黒な炭になったとの事。(やっぱり炭焼きはムズカシイ!)
そして、焼く前の残飯臭は消えて、もちろん無臭になっています。

できあがりの割り箸炭は、もう一度箸として使えるほどの強度はありませんから、例えば花瓶の水の中に入れたり、土壌改良には使えそうです。もっと大量になれば空気浄化も期待できるかもしれませんね。

と、本来であればゴミとして捨てられるだけだった割り箸を、炭にすることで有効活用できることがわかりました。大量に消費するレストランと協力して、

割り箸を回収→炭化→レストラン内や生ゴミの消臭用に再利用

なんてサイクルが出来たら面白いかもしれませんね。ブログミーツカンパニーに提案してみましょうか!?

IMG_3589.jpg
未使用の割り箸の場合、こんな感じに焼きあがります。
posted by FairWoodSeminar at 11:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 割り箸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月18日

スタバ、ネスレ、丸紅、伊藤忠・・・

気になったニュースがあったので


トラやサイなどの絶滅危惧種が生息する自然保護地区で栽培したコーヒーを、多くの国際企業が販売していたことが判明した。民間自然保護団体、世界自然保護基金(WWF)が「Gone in an Instant」と題した報告書で明らかにした。
 食品大手ネスレ(Nestle)社やクラフトフーズ(Kraft Foods)社、コーヒーチェーンのスターバックス(Starbucks)などの名が挙げられている。

http://www.afpbb.com/article/1248480

WWFのニュースルームhttp://www.panda.org/news_facts/newsroom/index.cfm?uNewsID=91840

違法栽培のコーヒーの取り扱い業者で俺が知ってる名前は、ネスレ、スタバ、丸紅、伊藤忠、があった。おいおい。

posted by FairWoodSeminar at 19:49| Comment(0) | TrackBack(0) | インドネシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月28日

沖縄だいにんぐきっちん 美ら島

「マイ割り箸を忘れても、うしろめたくならない店シリーズ」

061224_1923~01.jpg

沖縄料理店は割り箸率が低いのか?
と思うくらい、この店も普通の箸を出してきてくれました。
うれしいですね。

先日ここで紹介した店は夜は割り箸だったそうですが、
この店は大丈夫。夜も塗り箸です。

沖縄だいにんぐきっちん 美ら島
タグ:割り箸
posted by FairWoodSeminar at 19:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 割り箸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月30日

中国の割り箸輸出

木材新聞にこのような記事がありました。

中国、割りばし規制なし    日中林業担当局会議

林野庁と中国国家林業局は24日、農林水産省内でトップ会合を実施し、両国間の森林・林業分野での関心項目について意見交換した。
主な議題は2国間協力や違法伐採対策など6つ。
中国産割りばし輸出が停止されるとの一部報道については、林業局として現在のところ生産ストップや輸出制限は考えていないとした。

タグ:割り箸
posted by FairWoodSeminar at 16:01| Comment(0) | TrackBack(1) | 割り箸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月27日

中国が割り箸、木製フローリングなどに10%の輸出関税

中国政府(財政部)は11月1日より一部の輸出入商品の暫定関税率を調整した。
木製フローリング、使い捨て割り箸などには輸出関税10%をかけた。ほかに、石油製品、石炭、酸化アルミなどの製品の輸入関税率を、現在の3〜6%から、0〜3%まで引き下げる一方、原油、石炭、コークスなどには5%の輸出関税をかけた。

今回の関税調整は国が技術革新に必要な資源製品の輸入を奨励する一方、エネルギー高消費・高汚染の資源製品の輸出を抑制する姿勢を反映している。

http://www.xinhua.jp/newsdetails.aspx?newsid=P100003609&cate_id=210
タグ:割り箸
posted by FairWoodSeminar at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 割り箸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月26日

シベリア-太平洋石油パイプライン

ほそぼそと活動しているフェアウッドゼミ。メンバー常に募集中です。興味ある方連絡ください。

ぼくらだけではなかなか手の届かない情報ってあります。
今回は、風呂敷を広げるだけが能じゃない♪ということで、

FoE Japanのロシアタイガプロジェクトの野口さんのブログに勝手にトラックバックしてしまおう。野口さんなら快く許してくれるはず。


現在進行中のプロジェクト、シベリアの石油を中国や太平洋に輸送するためのパイプライン計画は、あちこちの開発の例にもれず絶滅の危機にあるアムールトラやアムールトラのような美しい動物を育むことのできる深い自然を脅かすことは避けられないようです。

このシベリア-太平洋石油パイプラインに俺たち日本も関わっている!
この最新情報、またタイガの森やアムールトラの素敵な写真をみることができます。

やっぱ、いろんなことに目を向けていられる大人でありたい、いやなりたいか?

FoE Japan 野口さんのブログ、The豹の目ブログ







posted by FairWoodSeminar at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | フェアウッドゼミ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。